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福井県敦賀市に本社を構える株式会社アイケープラストは、主に食品を入れるためのプラスチック製品を製造しています。利用される方の幅広いニーズに応えながら、高い生産性を維持するために生産設備の充実に力を入れています。また、万全な製品検査体制で、よりクオリティの高い製品を目指しています。

市販の総菜などの加工食品は、プラスチック容器に入っていることがほとんどです。それらは食品の内容によって適した形、作りになっており、一目見ただけでは分からないような工夫が凝らされています。

実際にアイケープラストではどのような製品がつくられ、どのような工夫がされているのでしょうか。

アイケープラストは自動省人化の工場として設立し、生産から製品出荷まで、人的作業を自動化にて対応した画期的なシステムで運営しています。食品メーカーが取り組んでいるHACCAPの要求事項に沿って、危害 予測・予防管理を目指した衛生設備を整えています。

また、タックラベリングを導入しています。アイケープラストが独自開発したタックラベラーによって、テーパーカップへの側面全周をラベリングすることができます。

紙や樹脂で出来たラベルを全周に隙間無く1枚張りすることが可能で、これまでになかったカップとの一体感が表現出来ます。各ラベラーに取り付けられたピンホールチェッカー、内面および外面検査カメラなどにより、品質管理を徹底しています。

そのため安心、安全に製品を使用する事ができます。

印刷には、ドライオフセットと呼ばれる方法を使用しています。版から一度平らなゴム版にインキを転写して、これを印刷物に圧接させて印刷を行います。

オフセット印刷はカラー印刷においても生産性が高く、広く使われている印刷方法です。版は薄い金属板に感光性の樹脂を使用しており、軽量で比較的安価、型換えも容易なので小ロットの生産にも適しています。アイケープラストでは円筒形のカップ、角型のカップで最大8色、容器蓋等平面の物で最大6色の印刷を行うことが可能です。幅広いニーズに合わせた製品を作ることが可能であることがわかります。

アイケープラストが作りだすプラスチック製品があるからこそ、私たちはメーカーが作った食品を安心して購入する事ができます。様々な食品が店に並んでいる今の時代、プラスチック製品を扱う企業はなくてはならない存在と言えるでしょう。

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