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NASAが記した長期間宇宙で生活する予測込みの説明書をご紹介

ところで皆さんは、小さい頃何か夢を持っていましたか?
私の小さい頃の夢は人魚だったのですが、今日は男の子だったら誰しもが一度は憧れたであろう
宇宙飛行士についてフォーカスしたいと思います!🌎🚀
ちょうど今、2015年9月、「1年計画」に挑戦している宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで生活を始めてから半年ほどが経ちました。
そこで、長期間宇宙で生活するってどんな感じ?
という疑問に対してNASAが記した予測込みの説明書をご紹介したいと思います!
01.日の出・日の入を計10,944回見る🌆
この1年計画は342日間行われる予定ですが、
通常私たちが地球で見る日の出と日の入りの回数は1日2回なので計684回になります。
しかし、彼らが生活をしている国際宇宙ステーションの周回速度は
時速約28,000kmと超高速!
その結果日の出と日の入を見る回数は1日32回にもなるのだとか(笑)🌅🌇🌅🌇
NASAの宇宙飛行士のケリー氏がTwitterにアップした宇宙からの日の出画像はうらやましいほど綺麗です🌌
02.年間で必要なトレーニングは「700時間」🔩
宇宙といえば無重力。
やっぱり意識的にトレーニングをしないと体がどんどん弱ってしまいます。
長期間にわたる宇宙生活において、骨や筋肉、心臓を強く保つためには、
年間700時間以上に運動が必要になるそう!
03.730リットルの「尿と汗」を飲用料として再利用💫
国際宇宙ステーションにいる間に再利用して飲む「尿と汗」の量は、730リットルにも及ぶそうです・・!ケリー氏がTwitterに投稿した
「尿を再利用して淹れたコーヒー」の画像は話題になりました☕
・・結構おいしいのだとかw
04.「383」の実験に参加
宇宙で生活するとどうなるのかを色々な角度から検証するためには、
多くの実験への参加が必要になるようです。
いくつかはノーベル賞受賞者による実験も含まれているそうです💡
05.体に受ける放射線量はLAからNY間を5,250回飛んだ時と同じ!✈
宇宙線からの放射線の影響は、地上にいるとほとんど影響を受けないと言われていますが、
航空機に乗っている時は地上よりも受ける線量が増します。
もちろん宇宙にいるとなれば、その被曝量は多くなるのだそう・・
06.ウンチが流れ星に!?🌠
ちょっと汚い話かもしれませんが、
彼が年間でする大便は計80kgにも及ぶ計算。
しかもその処理方法は、大気圏へ落として燃やしちゃうのだとか!💥
NASAはこうコメントしています。
「ケリーのウンチは、大気圏でシューティングスターのように燃えます。
あなたのウンチはシューティングスターのようにはなれません。」
その他にも、年間1,000kmのランニングや、足もとから頭まで2リットルほどの流体がのぼるなど、宇宙にいるとどうなるかは様々だそう。
ケリー氏からはこんなコメントが。
「このミッションの重要な点は、科学的な基盤をもとに私たちを1年間宇宙に送ることにあると思います。
そこで集まったデータは、いつか私たちが長期間宇宙で生活し火星へと旅に出るための重要な学びとなるでしょう」
いつかは人類が海外に行くような気軽さで火星に行ける日が来るかもしれませんね!
1年後、どんなデータが集まるのか楽しみです🐦