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三谷セキサン株式会社は1956年、福井県に北陸石産工業株式会社として社を設立し、砂利の生産販売を開始しました。

1962年に商号をセキサン工業株式会社と改称し、金津パイル工場を設置、コンクリートパイルの生産を開始しました。三谷セキサン株式会社と再度解消したのは、1983年の事です。

長年培われてきたノウハウ、専門的知識から生まれた三谷セキサンの技術の内「Hybridニーディング工法」を紹介します。

Hybridニーディング工法は、高い支持力と品質を維持しながら、自由な設定と低コストを実現する優れた三谷セキサンの杭基礎工法です。掘削系を二段階に切り替える事ができる特殊ヘッドをもち、確実な施工を実施します。

施工精度を確保するため、掘削中心位置とロッドの鉛直度を測定し、掘削を開始します。ヘッド先端から掘削液を出し泥上になった土砂を練りつけながら奥まで進んでいきます。

所定の深部に到達したところでロッドを逆回転させ、特殊ヘッドのアードを拡大します。拡大確認装置を引き上げ、計測スペンサーを挿入。アードが確実に開いている事を地上で確認します。拡大したヘッドを上下反復して掘削し、次にプラントで作成した根固め液を注入します。セメントミルクを採取し、密度を計測。正しい配合で作成された根固め液拡大掘削した範囲に注入します。

注入完了後、ロッドを正回転に切り替え、固定液を注入しながらヘッドを引き上げます。その後、掘削した構内に杭を建てこみます。

杭が所定の深度に到達したところで次の杭を接続します。

多様な地盤に対応できる施工法で、様々なニーズに応え高い信頼を得ています。コストメリットが高く、高層建築物への対応も可能となるため、様々な場面で活躍する工法となるでしょう。

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