記事の詳細

皆さんはこの「東京R不動産」というサイトをご存知でしょうか?
http://www.realtokyoestate.co.jp/

先日はカンブリア宮殿でも登場していて話題になりましたね。カンブリア宮殿では各地の物件をまわるところや地方自治体と協力して物件を改装するシーンがありました。

まずこの「東京R不動産」とは何ぞやという部分ですが、端的に言うと、魅力のある特徴的な物件のみを集めて紹介しようというサイトです。その証拠に、サイトの仲のカテゴリには、「レトロな味わい」「眺望GOOD」等、ユニークなカテゴリがたくさん設けられています。

少し覗いてみましょうか。例えば、この「眺望GOOD」をクリックしてみると、紹介文がかなり細かく書かれています。値段や価格にはほとんど言及しておらず、その物件自体が盛っている魅力にフォーカスしているような印象を受けますね。「おおっこの物件は住みたい」と思えるような物件から、「うーん、この物件は自分だといまいちかな~」と思う物件まで様々な物件があります。

そして、何より見ていて楽しい。普通の不動産サイトを見るときは自分が求めている物件がないかという視点で見るぐらいだが、このサイトはどんな物件情報が入っているかたまに何となく見たくなるようなサイトですね。それぐらい珍しい物件、特徴的な物件を取り扱っているということでしょうか。

ふと、コラムを見ていると、この「東京R不動産」が取り組んでいる新しい企画がありました。その名は「公共R不動産」です。どうやら全国の特徴的な公共空間を発掘して紹介していこうという企画らしいです。これもかなり興味を惹かれますね。先日もどこかのテレビで見ましたが、人口が減少している地域では廃校になった学校の使い道が色々と模索されているようです。そういった傾向からも、地域を再活性化するための仕掛けとしておもしろい使い方ができそうな気がします。

記者が思ったのは、地方の活性化が世間の話題になっている中でこういった事業はより必要性が高まるだろうということです。地方におもしろい空間、スポットができればそこに人が集まる。そして居住する人も増える。そうすると、お金が回り出すという良いサイクルができる。そのきっかけ作りをしているように見えます。地方自治体からの引き合いも増えることが予想できますね。

更に、サイトの左上の「全国のR不動産」というところをクリックすると、「山形R不動産」「大阪R不動産」という項目が出現します。どうやら地域ごとにこのR不動産が発足しているそうで、ますますおもしろくなりそうです。今後の活躍に期待です。

関連記事

おすすめ記事

登録されている記事はございません。

ページ上部へ戻る