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株式会社モデュレックスという企業では主に照明を扱っていますが、ただ事務的に商業空間に照明装置を設置するという無機質な作業とはまた一線を画す魅力があるように不思議と思えてなりません。そんなモデュレックスの魅力とは、果たしてどういったものなのでしょうか?

まずは、試しに企業の歴史から見てみましょう。「株式会社モデュレックス」という企業が誕生したのは1973年のこと。それよりも数十年遡ること1916年から、モデュレックスの前身と思われる機関で一般照明用電球の製造を行っていたようです。一般照明用電球とは、数年前製造が中止された白熱電球を指します。つまり、モデュレックスでは早くから「照明を人の生活に活かす」ことに着目していたのかもしれません。

また、1973年以降の歴史をみていくと、度々「舞台照明」という言葉が登場します。しかし、商業用空間に照明を置くのと、舞台上の役者やアーティストを華やかに演出する舞台照明とでは、なんとなく役割がかけ離れているような気がしてしまいます。
舞台照明といえば、アーティストと観客との一体感を生み出し、より熱量を上げてくれる、まさに「スイッチ」的存在ですよね。よく観察してみると、舞台照明は、四方八方から色や明るさの異なる光を当てるという繊細な役割を担うことで、アーティストのパフォーマンスをより力強く、魅力を底上げしているのではないかと。

このように、舞台照明の「光の役割」という点を参考にしたのが、モデュレックスが扱う器具のひとつ「ModuleX」です。ModuleXの商品説明を公式ホームページで確認してみると、「舞台照明のテクニックの応用」「役割の明確な光の質の定義」とあります。つまり、上記したような役割を与えた照明を設置することで、空間の魅力を最大限発揮するという、大胆かつ繊細なパフォーマンスを実現させたということになります。空間を演出するには、その場を利用する人間にきちんと魅力が伝わらなければなりません。空間を訪れた人間の精神的なスイッチをONにし、繊細な感覚を呼び覚ましてくれる・・・・ModuleXの「光の質の定義」には、このような意味も含まれているのではないでしょうか?

ここから想像するに、株式会社モデュレックスの魅力とは、「人間が繊細な感覚を大切にできるような照明づくり」ではないかと思います。つい利便性ばかり追い求めてしまう現代人に、「自分の心のあり方を大切にする」ことを教えようとしているような、そんなメッセージ性を個人的に感じるのですが、皆さまこれらの内容を読み、どう考えましたか?

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